健康についての情報、特に、胃腸の働きに関する情報に触れられる際に、ほぼ必ずといっていいほど挙げられるのが
善玉菌・悪玉菌という言葉です。
これらは、腸中フローラhttp://www.n-suisan.jp/yumetobi/yumemag/people/people_index.htmに存在する細菌のグループ名です。

体に良い影響を与えるものが善玉菌、悪い影響をもたらすものが悪玉菌です。
また、実はもうひとつのグループがあって、悪玉菌が増えると自然に悪玉菌となってしまう日和見主義な「日和見菌」がいます。
この３つのグループの最近が私たちの体の中には存在しています。

そして、悪玉菌が増えると健康にさまざまな悪影響が生じます。
典型的な悪影響としてあげることができるのが便秘です。
悪玉菌の増加は腸内環境の悪化をもたらしますので、腸の働きが悪くなってしまう結果、便秘になってしまいやすくなります。
またおならの臭いも非常に臭いものとなります。

また、腸の調子が悪くなると全身倦怠感など体全体の不調が生じます。
腸は全身の健康に影響を持つため、腸の調子の悪化は体全体の不調となります。
さらに、美容にも悪影響が生じ始めます。
具体的には、肌荒れ、吹き出物（ニキビ）、しわなどが出安くなってきます。

そして、便の滞留と新陳代謝の低下によって肥満になりやすい体質となってしまいます。
このように悪玉菌は体の健康にとって非常に良くない影響をもたらすと言えます。
このような悪玉菌を減らすために役立つものがあり、それが乳酸菌です。
乳酸菌は、腸内環境を整備して、善玉菌を増やしてくれる働きをします。

乳酸菌は、手軽に購入したり作ったりすることができるもので簡単に摂取することができます。
例えば、チーズ、各種乳酸飲料、漬け物（ぬか漬けなど）、みそなどから大量に摂取することが可能です。
そして、チーズなどの動物性乳酸菌よりも漬物やみそなどの植物性乳酸菌の方がより良い効果を得ることができます。
悪玉菌を減らすためには、乳酸菌が含まれている食品を積極的に摂られることがおすすめできます。