殺菌

人間の最適な善玉菌量に関して

私たちの体には実は非常に多くの細菌が住み着いています。
私たちの体に宿っている細菌の種類は数百種類、数ベースでは100兆個を超えて存在しています

このような体の内部に存在している細菌について、一般的には3つのグループに分けて分類しています。
つまり、健康に対して良い働きをしてくれる「善玉菌」・健康に対して悪い働きをする「悪玉菌」・普段は健康に対して良くも悪くも働かないものの、悪玉菌が増えると悪玉菌となってしまう「日和見菌」の3つのグループです。
腸内にはこの3つのグループに分けられた細菌が存在しています。

このうち、腸内にもっとも存在してほしいのはもちろん善玉菌です。
仮に腸内の100兆の最近全てが善玉菌であったとすれば、私たちの体は健康そのものであり、120歳程度まで長生きすることも容易となるかもしれません。

しかし、実際には、もちろんすべての最近が善玉菌であるはずはありません。
悪玉菌も日和見菌もしっかりと存在しています。
では、善玉菌は腸内にどれくらいの割合で存在することが望ましいと言えるのでしょうか。

望ましい善玉菌の量は、おおむね、30パーセントであると言われます。
つまり約30兆の善玉菌が存在すればよいということになります。
30パーセントが善玉菌であれば、悪玉菌・日和見菌を抑えて腸の働きは正常になると言われます。
そして、善玉菌の数が適切かどうかを比較的簡便に見分ける方法としては、便の臭いが「酸っぱいにおいがするかどうか」というのがわかりやすい基準となります。

善玉菌の数が適切であれば、便は酸っぱい匂いを放ちます。
善玉菌の数が足りない場合にはどうすれば良いのでしょうか。
直接的に効果があるのが、「乳酸菌を継続的に摂る」ということです。

乳酸菌は腸内で善玉菌を増やす働きをします。
そのため、乳酸菌をたくさん摂ることで腸内の善玉菌の数は増えることが期待できます。
乳酸菌を食品から摂るためには、ヨーグルトなどのほか、漬け物やお味噌汁などを毎日食べることも効果的です。

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