殺菌

乳酸菌は生活習慣病に効果あり

肥満や食生活の乱れなどからくる生活習慣病は、糖尿病のように「一度かかってしまうと一生治らない」「命に直接関わってしまうこともある」など大変おそろしいものです。
生活習慣病を予防したり、既に罹ってしまった生活習慣病の症状を良化させるためには、食事制限・適度な運動・医師の指示を守るなど基本的なことをしっかりと実践されるという事に勝る方法はありません。
しかし、生活習慣病を少しでも改善させるための補助として乳酸菌を含む食材やサプリメントを摂られるということがおすすめできます。

乳酸菌が生活習慣病に効果があると考えられるのは以下のような理由に基づきます。
乳酸菌の中心的な健康作用は、腸の中における細菌のうち、善玉菌を増やして、腸の働きを良いものとすることです

そして、この腸の良化作用により、腸内環境が整えられることで免疫機能が高まり、体全体の調子が良くなり、引いては生活習慣病の予防・改善に役立つというものです。
実際に腸内に住む細菌で悪玉菌が多くなると、免疫機能が低下して病気になりやすくなります。
悪玉菌を少なくすることで免疫機能が高まって生活習慣病を予防することが可能となります。

ところで、乳酸菌の発見は1857年、フランスのパスツール氏が発見しましたが、その後も現在に至るまでその研究はずっと続けられています。
そして、生活習慣病をはじめとするさまざまな健康効果があるとされる乳酸菌の研究・発表は近年も盛んに行われています。
平成26年6月に実施された「第16回日本腸内細菌学会」では化学メーカーのカネカが中性脂肪を減らす効果がある「R037株」という細菌を発表しました。

150年以上前に発見されたにも関わらず、まだまだ未知の部分も多く、アップツーデートで新しいものが発見される乳酸菌の生活習慣病への確実な効果が発表される日もそれほど遠いものではないかもしれません。
生活習慣病予防・改善の補助のために乳酸菌を摂取される週刊を初めて見てはいかがでしょうか。

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