乳酸菌を含む食べ物（例えば、ヨーグルトや漬け物など）は健康に良いイメージが浸透していると思われます。
特に、便通などの整腸作用が高いということは多くの方に知られていると思われます。
しかし、比較的近時の研究によると、乳酸菌を摂ることでダイエット効果を期待することもできるということです。
これはどういうことなのでしょうか。

乳酸菌の体内における主要な働きは糖を分解してエネルギーを作るという働きです。
これに加えて、腸の働きを良くする働きがあります。
どういうことかといいますと、腸内には１００兆個の細菌が生息していますが、この細菌のうち、体に良い影響を与えるものを善玉菌と呼びます。

乳酸菌はこの善玉菌を増やすという働きをする細菌です。
そして、増えた善玉菌は腸の働きをよくするだけではなく体全体の調子を整えてダイエット効果やむくみ予防http://www.nurie.srgt.jp/dropsy.htmlも期待できるという研究があります。
疫学（データ）として善玉菌が多い方は太りにくい傾向があるようです。

このようにしてダイエット効果を期待することができるのが、乳酸菌の働きです。
一般的に考えても、腸の働きがよくなり、便通が良くなればお腹も小さくなりダイエット効果があるのではないかとは想像できるところではないかと思われます。
また、良質な乳酸菌を多く含む食べ物（漬物やみそ、麹など。
乳酸菌には動物性と植物性がありますが、実はヨーグルトなどの動物性のものよりも植物性のものの方が体に良い影響をもたらします）を日常的に多く食べていれば自然と低カロリーの食事となりますので、自然とダイエット効果が高くなると言えるかもしれません。

いずれにしても良質な乳酸菌を含む食事を多くすることでデータ上は高いダイエット効果を得ることが期待できると言えます。
より精密な理論・根拠はさらなる研究を待つ必要があるとしても、乳酸菌を含む食事を積極的に摂られて「損はない」ということができます。
もちろん、ダイエットには運動やある程度の食事制限などさまざまな努力と工夫が必要です。
その工夫の一つとして乳酸菌を含む食品を積極的に摂られてみることはおすすめすることができます。