殺菌

乳酸菌を過剰摂取に関して

乳酸菌は腸の働きを整えるとともに、その働きによって増加する、腸内のいわゆる善玉菌の働きによって健康の維持・増進が期待できる細菌です。
しかし、「過ぎたるは及ばざるが如し」というように、乳酸菌をあまりにも多く取ってしまうといくつかのデメリットが生じえます。
まず、乳酸菌があまりにも体に良く効きすぎると当然、お腹をくだしてしまう可能性があります。
腸の働きをよくして便通を促すのですから、当然、効き目が出すぎてしまうと便通が良くなりすぎてお腹をくだしたのと同じ状態となってしまいます。

次に、乳酸菌含有食品の他の成分によるダメージという副次的なデメリットがあることが考えられます。
例えば、乳酸菌豊富なヨーグルトを食べた場合、多くのものには、砂糖その他の栄養素が含まれています。
また、おつけものを食べた場合には多量の塩分の存在を見逃すわけにはいきません。

つまり、乳酸菌をそのまま、いわば「裸のまま」で食べることはできず、さまざまな栄養素もあわせてとってしまうということです。
その結果として、糖分や塩分の摂り過ぎなどによる健康へのダメージが生じる可能性がありえます。
このように、乳酸菌を含む食品を摂りすぎることで、かえって健康状態に悪い影響が生じてしまう可能性がありえます。
摂り過ぎはやはり体には良くないということができます。

もっとも乳酸菌を含む食品をうまく選ぶことで、糖分や塩分の摂り過ぎというデメリットを回避することも可能です。
例えば、ヨーグルトを選ばれる際にオリゴ糖を利用した
ものを食べられることで、砂糖の摂り過ぎを回避することが可能です。
また、漬物でも、塩分が少ないものを購入されること、ご自身で漬けられる際に塩を控えめとされることによって、塩分の摂り過ぎを避けることができます。

あるいはサプリメントを利用されることで「裸のままの乳酸菌」を効率よく摂るということも可能と言えます。
このように、過剰摂取による糖分や塩分の摂り過ぎのおそれは
食品を上手に選んだりサプリメントを利用されることで回避することが可能といえます。

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