美容法のひとつに乳酸菌を肌に塗るという方法があります。
その方法はさまざまですが、例えば、ヨーグルトとはちみつを混ぜたものを肌に塗ることで肌への美容効果を期待するというものがあります。
はちみつの保湿効果とともに、ヨーグルトに含まれる乳酸菌がもたらす悪玉菌除去作用を活用して美しい肌を作り出すという方法です。
特にアトピーをお持ちの方にとっては、効果的な方法と言われることがあります。

このようにして乳酸菌を肌に塗るという美容方法は、何か問題はないのでしょうか。
乳酸菌は、体の悪玉菌（整腸その他の健康に悪影響を及ぼす細菌）を除去する働きがある細菌です。
そのような良質な細菌ですので、肌に塗ることで何らかの悪影響が出るということは考えにくいということができます。
少なくともはちみつとヨーグルトなど純粋に食品を混ぜるというだけでは体や肌に対して特に悪い影響が出るということは考えにくいと言えます。

しかし、化粧品などである場合には、ご自身の「肌との相談」をしなければなりません。
化粧品であれば、乳酸菌以外にも保湿・美容効果があるとされるさまざまな成分が含まれていますが、そのすべての成分がご自身の肌にマッチするとは限りません。
乳酸菌自体なら肌荒れなどは生じないとしても、化粧品とされているものを利用されるにあたっては一定の注意が必要ということができます。

このようにして、純粋に乳酸菌は肌に塗っても問題はないとしても、化粧品の場合には他の成分などが肌に合わずに肌荒れとなってしまうことがあります。
どの方にも合う万能の化粧品はないということは強くご意識されることが重要といえます。
乳酸菌を含む化粧品/A>を利用される場合には、まずは「お試し」で使ってみてから、本当にご自身に合うかどうか、肌に却って悪影響が出ないかどうかをじっくりと吟味してみるという基本的なことが実はとても大切となってきます。
どのようなものであれ、まずは「お試し」に限ることが大切です。